レンズ越しに見る企業。

レンズ越しに見る企業。

さて、レンズ越しに見る企業?!何それ?と思った方もいるかもしれませんね。

当社では全ての研修風景の撮影をおこない、オリジナル報告動画を作成して、代表者様もしくはご担当者様へフィードバックさせていただいております。

自らの社員がどのように研修に取り組んでいるのか?どんなことを考えているのか?普段は決して見ることのない姿を見ることができたとご好評いただいています。

上記の理由により、当社の研修では常に撮影者が同行しています。
まあ、その撮影者 兼 動画作成者がまさに今この記事を書いている筆者なわけです。(笑)

年が明け2022年となりましたが、嬉しいことに昨年も多くの撮影及び動画作成をさせていただく機会に恵まれました。

撮影者としてレンズ越しから研修生を見ているとき、よく何を考えて撮影しているのかと聞かれることがあります。

カメラワーク、被写体のバランス、動画作成時の構成etc....
言い出したらキリがありません。

しかし、一番意識していることはおそらく、、、

「研修生の心もようの移り変わりを伝えたい」

この一点だと思います。

肉眼で研修風景を全体的に見ていても感じること、学ぶべきことはもちろんたくさんありますが、レンズ越しに一人ひとりの表情にフォーカスしていると、言葉では表せないような驚きに出くわす場面が多くあるものです。

「研修は生き物だ」

私はこの研修に携わらせていただき、そう教えられました。

たとえ同じ研修を行っても、人が変わればそれは全く違うものになる。人の数だけのストーリーがあり、生き様があります。

その中で、研修生一人ひとりの表情は、信じがたいほど変わっていくのです。

それぞれが自身の課題と、おそらく生涯を通じて初めてと思われるほど向き合うことで、今までになかった気付きや経験に目覚めたその瞬間を、なんとしても私はカメラにおさめたい。

いつかのあの日、私自身が研修生だった時に体感したあの瞬間をどうしても知って欲しい。体験して欲しい。

どうしてもそんな想いに駆られるわけです。

「綺麗ごと」と捉えられてしまうことがあっても、私は伝えたいのです。

綺麗ごとで何が悪い。この研修を受けた者にしか分からない世界があるのだと。

研修生と相対したトレーナーにしか感じられない世界があるのだと。

そして、レンズ越しでしか見ることの出来ない世界があるのだと。

「綺麗ごと」で何が悪い。

(2022年1月21日)



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