千葉科学大学での講義-DAY3-
2022年2月27日 千葉科学大学 社会人大学院生に向けたロジカルコミュニケーション演習3回目。
今回はアサ―ションについての授業を行いました。
職場内の人間関係に限らず私たちは家族を多くのはじめ多くの人と関わり社会を生きています。
例えば仕事をする中で、気の合う人、合わない人、様々なタイプの人がいます。
自分の思いや考えとは違うタイプの人が自分の上司になった時、話しかけてもろくに返事もしてくれなかったり、何を言っても否定されたり、他の人と比べられモチベーションが下がったり、中々思いが通じないと、どのように関わればいいのかそれはそれは悩むことでしょう。
今回も事例を出しながら授業を進めました。
そんな中で、日頃抱えている各々の想いがそれぞれ噴出しながら時間が過ぎていき、自分をわかってもらいたい。理解してほしい。相手が変わることをどこかで望んでいる雰囲気が漂っていました。
問題が起きた時、上手くいかないとき、その矢印はどこに向けられるのでしょう。
大体は自分以外の相手に向けられます。
それでは解決に至ることは少ないのです。
相手が変わってくれないなら、または押さえつけられる状況だと、段々意見も言わずそのまま時が流れていく、そして、自己主張はせずストレスを抱え苦しむ人が多く存在します。
そこで、アサ―ションの出番です。
アサーションとは、相手の考えを大切にしつつ、自分の主張はきちんと述べるコミュニケーションスキルです。
大事なことは、自分の考え方や捉え方です。
まずは、自分の思考がどう捉えているのかです。
物事の捉え方によって投げかける言葉が変化します。
相手を大切に思う気持ちと自分の主張もしっかり伝えるのであれば、今までとは違う伝え方をすることで、相手にわかってもらえることが増えていくと思います。
相手を変えることよりも、自分が変わることでより良い人間関係が築けるということを理解してもらえた時間だったらよかったと思います。
一生のうちで、人に出逢う確率は0.0004%らしいです。
それは奇跡の出逢いです!
折角出逢った目の前の人と、より良い関係構築ができたら嬉しいですね。
(2022年3月1日)